貧血

12/6に追記。today暗記ものからtopicにしました。

  1. 鉄欠乏性貧血:鉄の欠乏。平均赤血球ヘモグロビン値(MCH)の低値:鉄欠乏によりヘモグロビン産生が低下した場合に起こり、大球性で低色素性貧血であれば、MCHは低値。(大球性高色素性貧血(次項)では低値は示さない。)
    • 鉄の吸収を阻害する食品:タンニン(コーヒー、紅茶、緑茶)、シュウ酸(ほうれん草)、フィチン酸(穀類、豆類)。
    • 潜在性鉄欠乏状態:血清フェリチンの低下
  2. 巨赤芽球性貧血、大球性貧血:ビタミンB12葉酸の欠乏(血球の産生数が減少するため、赤血球の容積を大きくしてヘモグロビンを運搬するため。高色素性。胃切除後などのビタミンB12吸収障害原因:悪性貧血)
  3. 溶血性貧血:赤血球の寿命が種々の原因で短くなって起こる(先天性、後天性:薬物・抗原抗体反応・感染)
  4. 再生不良性貧血:骨髄の造血機能低下による。すべての種類の血球でおこる。
  5. 腎性貧血:腎不全におけるエリスロポエチンの低下によって起こる。エリスロポエチンは腎臓により合成され、造血幹細胞に作用し、赤血球新生を促進する。
  • 貧血の身体的所見:顔面・眼瞼結膜及び口腔粘膜の色調が蒼白になること。さらに進行すると、爪の変形、舌炎や口角炎をおこす。
  • 保健診療報酬が加算できる貧血治療食:血中ヘモグロビン濃度10g/dl以下で鉄欠乏に由来するとき 
  • 思春期における貧血の栄養指導(鉄欠乏性貧血)
    1. 貧血では、ヘモグロビン濃度が低下しているために、酸素の運搬能が低下している。
    2. 鉄欠乏性貧血には、一般に潜在性鉄欠乏状態が先行する。
    3. タンパク質、銅、葉酸ビタミンB12も造血に関与する栄養素なので、積極的に摂取するように指導する。
    4. 肉類や魚類に多く含まれるヘム鉄は、非へム鉄に比べて吸収はよい。
    5. 果物に多く含まれるクエン酸やビタミンCは、胃粘膜を刺激して胃酸を分泌し(pH4以下)、鉄の吸収を助ける。
    6. タンニンを含むコーヒー、紅茶、緑茶などは鉄の吸収を阻害するので、食事中や食後に大量に飲むのを控える。


参考文献:基礎からしっかり学ぼう!管理栄養士国家試験の要点 新ガイドライン対応版―「健康増進法」「日本人の食事摂取基準2005年版」対応第15回~第19回管理栄養士国家試験問題と解答―付.解説、模擬問題および応用力試験模擬問題〈平成18年版〉

1時就寝はどこへ

月曜日明けるまでが日曜日♪とか言っちゃって帰りが遅かったせいか今日はもうとりあえず仮眠しちゃったら日付変わってたよ。睡眠分けてとってもいいじゃないかって森博嗣*1 *2も言ってたし!←tririnの仮眠の言い訳ではなくて、単に森博嗣をおすすめしているだけでございます。

でも、過去問で少しとれたくらいで?そう、それくらいでモチベーション上がったみたい。tririnたら単純です。大分吸収消化率が上がって来たように思います。そんな今日どれくらいできたのかは内緒(10Pです)。